Q&A

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Q

なんで人の好きとかきらいは変わるのか(小2・女子ほか)

こたえたおとなたち
  • 哲学者

    岸見一郎さん

  • 元郵便局員・『41歳の東大生』著者

    小川和人さん

  • 環境活動家

    露木しいなさん

  • 作家

    町田康さん

  • 特定非営利活動法人NGO日本アフリカ国際開発(JANIDA)代表理事

    Bukenya Abubakarさん

  • ドキュメンタリー監督

    山崎エマさん

  • 詩人

    伊藤比呂美さん

  • サッカー元日本代表

    中村憲剛さん

  • お笑い芸人

    ゴルゴ松本さん

プロフィール

岸見一郎

哲学者

岸見一郎(きしみいちろう)さん

書いた本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(古賀史健との共著、ダイヤモンド社)はベストセラーになり、世界中で1200万部売れている(2023年7月現在)。他の本に『泣きたい日の人生相談』、『今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる』(講談社)、『ゆっくり学ぶ』(集英社)など。

A

「変わる」のではなく「変える」です

これは、正確に言うと「変わる」のではなく「変える」です。
好きとか嫌いという気持ちは自然現象のようにコロコロ変わるのではなくて、じつはあの人のことを好きとかきらいだと自分で決めているということです。
好きだったらその人と積極的に関わるでしょう? そういう行動をおこすために好きという感情を作っているのです。
「恋に落ちる」みたいなことをいう人がいますが、本当は落ちるのではなくて自分で相手を好きになろうとを決めているのです。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

岸見一郎

哲学者

岸見一郎(きしみいちろう)さん

書いた本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(古賀史健との共著、ダイヤモンド社)はベストセラーになり、世界中で1200万部売れている(2023年7月現在)。他の本に『泣きたい日の人生相談』、『今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる』(講談社)、『ゆっくり学ぶ』(集英社)など。

プロフィール

小川和人

元郵便局員・『41歳の東大生』著者

小川和人(オガワカズト)さん

1956年、千葉県市川市生まれ。1980年、明治学院大学社会学部卒業。証券会社勤務、学習塾講師、教材制作会社勤務を経て、1988年、江戸川郵便局集配課(現日本郵便株式会社)に勤務。1997年、41歳で東京大学に入学し、2001年に卒業。郵便局で働きながら東京大学を受験、合格し、4年間通ったその経験をまとめた著書『41歳の東大生』(草思社)が話題に。2016年に日本郵便株式会社を定年退職。家族は妻と息子ふたり、孫ひとり。

A

それまで知らなかったことを 知ることができるから

人の”好き”とか”嫌い”が変わるのは、多くの動物とちがって、人は勉強して、それまで知らなかったことを知ることができるからだ。 知らなかったことを知ることで、”嫌い”と思っていたことに興味がわいてきて、”好き”になることがある。

反対に”好き”だと思っていたことも、どうでもよくなったり、“嫌い”になってしまうことだってある。
こわいけど、そういうことだ。
そしてそれは、知ってからはじめてわかることだ。

だから、「知る」ということは本当にだいじなことなんだ。 なにも知らないで、”好き”となんとなく思っているより、よく知ってから好きになるほうがずっといいし、かりに“嫌い”になったとしても、なにも知らないよりはずっといい。
ぼくはそう思う。

これは人間だけができる「心変わり」だ。 だから、変わることは、とても人間らしいことなのである。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

小川和人

元郵便局員・『41歳の東大生』著者

小川和人(オガワカズト)さん

1956年、千葉県市川市生まれ。1980年、明治学院大学社会学部卒業。証券会社勤務、学習塾講師、教材制作会社勤務を経て、1988年、江戸川郵便局集配課(現日本郵便株式会社)に勤務。1997年、41歳で東京大学に入学し、2001年に卒業。郵便局で働きながら東京大学を受験、合格し、4年間通ったその経験をまとめた著書『41歳の東大生』(草思社)が話題に。2016年に日本郵便株式会社を定年退職。家族は妻と息子ふたり、孫ひとり。

プロフィール

露木しいな

環境活動家

露木しいな(ツユキシイナ)さん

2001年1月18日生まれ。神奈川県出身。高校時代はインドネシアのバリ島にあるグリーンスクールへ留学。2019年9月、慶應義塾大学環境情報学部に入学。 現在、気候変動の問題を子どもたちに伝えるため大学を休学し、環境活動家として活動中(全国の小中高大学約220校、3万人に講演)。また、日本初、国際基準コスモスオーガニック認証を取得したリップSHIINA organicをプロデュース。環境問題の解決策を紹介しているリールは小学生が見てもわかりやすいものばかり。Instagram:@shiina.co

A

これは自分自身の問題

これはねぇ、、、自分自身の問題だと思います。

 

例えば、今まで相手のいいところだけが見えていたけど、新しい一面が見えた時にきらいになっちゃう。その相手は変わっていないから、その人が悪いわけではないんですよね。

 

私もそういう経験があります。私は高校生の時にバリのグリーンスクールに通っていて、そこでは全然知らないコたちと1、2年毎日同じ部屋で生活するんです。最初は「いいな」と思う相手の部分も、だんだんきらいになってしまうことがありました。

 

そんなときは、自分がその人の「いいな、ステキだな」と思うところだけを見るようにしていました。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

露木しいな

環境活動家

露木しいな(ツユキシイナ)さん

2001年1月18日生まれ。神奈川県出身。高校時代はインドネシアのバリ島にあるグリーンスクールへ留学。2019年9月、慶應義塾大学環境情報学部に入学。 現在、気候変動の問題を子どもたちに伝えるため大学を休学し、環境活動家として活動中(全国の小中高大学約220校、3万人に講演)。また、日本初、国際基準コスモスオーガニック認証を取得したリップSHIINA organicをプロデュース。環境問題の解決策を紹介しているリールは小学生が見てもわかりやすいものばかり。Instagram:@shiina.co

プロフィール

町田康

作家

町田康(マチダコウ)さん

1962年大阪府生まれ。『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、『きれぎれ』で芥川賞、『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、『権現の踊り子』で川端康成文学賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。また『ギケイキ』シリーズ、『男の愛』、『口訳 古事記』、『宇治拾遺物語』など、翻訳と創作の間を行き来する古典の現代語訳は、今も昔も変わらない人間の愛すべき馬鹿馬鹿しさ、どうしようもない人間らしさが詰まった、それぞれに心の底から笑えて、そしてときに喜怒哀楽を超越した感動を味わえる。

A

実際のその人は違った、ということ

それはあなたが「この人はこんな人」と勝手に思いこんで、
実際のその人は違った、ということです。

 

時間が経ってだんだんその人がどんな人かわかってきたら、「なんやアホやん」てなることありますよね。

 

逆にその人のことがわからんから、人は人を好きになるんじゃないですかね。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

町田康

作家

町田康(マチダコウ)さん

1962年大阪府生まれ。『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、『きれぎれ』で芥川賞、『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、『権現の踊り子』で川端康成文学賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。また『ギケイキ』シリーズ、『男の愛』、『口訳 古事記』、『宇治拾遺物語』など、翻訳と創作の間を行き来する古典の現代語訳は、今も昔も変わらない人間の愛すべき馬鹿馬鹿しさ、どうしようもない人間らしさが詰まった、それぞれに心の底から笑えて、そしてときに喜怒哀楽を超越した感動を味わえる。

プロフィール

Bukenya Abubakar

特定非営利活動法人NGO日本アフリカ国際開発(JANIDA)代表理事

Bukenya Abubakar(ブケニャ アブバカール)さん

特定非営利活動法人NGO日本アフリカ国際開発(略称JANIDA)代表理事。日本人有志と協力をしてアフリカの地域社会に影響を及ぼしている気候変動、自然災害、飢餓、貧困などの解決に取り組んでいる。現在、日本に来て6年。

A

変わることはいいときもあるし、悪いときもある。

変わることはいいときもあるし、悪いときもある。

でも、あまりに変わりすぎると、人から信用されなくなるよ。

たとえば約束をしていて、それを何度もキャンセルしていたら、信頼を失うよね。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

Bukenya Abubakar

特定非営利活動法人NGO日本アフリカ国際開発(JANIDA)代表理事

Bukenya Abubakar(ブケニャ アブバカール)さん

特定非営利活動法人NGO日本アフリカ国際開発(略称JANIDA)代表理事。日本人有志と協力をしてアフリカの地域社会に影響を及ぼしている気候変動、自然災害、飢餓、貧困などの解決に取り組んでいる。現在、日本に来て6年。

プロフィール

山崎エマ

ドキュメンタリー監督

山崎エマ(ヤマザキエマ)さん

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』(2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開)『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開)。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。

A

人の心はうにゃうにゃ動きます

鋭い。それが人間のすごさでもあるんですけどね。

 

今日好きでも明日嫌いになることがあるし、明日嫌いでも明後日好きになることがあって、それは人間に「心」があるからです。

 

大人になると「好き」「嫌い」の感情を抑えてしまいがちだから、逆にその気持ちがはっきりあるのはいいことです。

 

ただ、何かを好きだったけど嫌いになったときに、前は好きだったことも忘れないでほしい。

 

例えば、好きで始めた習い事が嫌になったら、我慢してやり続けなくてもいいと思うけど、明日起きたら心は変わるかもしれないから。また好きになるかもしれないから。

 

それくらい、人の心はうにゃうにゃ動きます。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

山崎エマ

ドキュメンタリー監督

山崎エマ(ヤマザキエマ)さん

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』(2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開)『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開)。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。

プロフィール

伊藤比呂美

詩人

伊藤比呂美(イトウヒロミ)さん

1955年東京都生まれ。78年に『草木の空』でデビュー、80年代の女性詩ブームを牽引。結婚、出産を経て97年に渡米。詩作のほか小説、エッセイ、人生相談など幅広い創作活動を行っている。『河原荒草』で高見順賞、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(講談社文庫)で萩原朔太郎賞・紫式部賞を受賞したほか、『道行きや』(新潮社)、『いつか死ぬ、それでも生きる わたしのお経』(朝日新聞出版)、『対談集 ららら星のかなた』(谷川俊太郎氏との共著)など著書多数。

A

それが「成長」で、あなた自身も変わっていくということだから

これはね、当然なんです。

 

それが「成長」で、あなた自身も変わっていくということだから。

 


あなた自身の好みもやりたいことも興味があるものも変わっていって、それに合わせて相手にしたい人たちも変わっていきます。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

伊藤比呂美

詩人

伊藤比呂美(イトウヒロミ)さん

1955年東京都生まれ。78年に『草木の空』でデビュー、80年代の女性詩ブームを牽引。結婚、出産を経て97年に渡米。詩作のほか小説、エッセイ、人生相談など幅広い創作活動を行っている。『河原荒草』で高見順賞、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(講談社文庫)で萩原朔太郎賞・紫式部賞を受賞したほか、『道行きや』(新潮社)、『いつか死ぬ、それでも生きる わたしのお経』(朝日新聞出版)、『対談集 ららら星のかなた』(谷川俊太郎氏との共著)など著書多数。

プロフィール

中村憲剛

サッカー元日本代表

中村憲剛(ナカムラケンゴ)さん

1980年10月31日生まれ。中央大学卒業後、2003年に川崎フロンターレに加入し、同年Jリーグ初出場。以降、現役生活18年をすべて川崎で過ごし、Jリーグ通算546試合出場83得点を記録。司令塔として3度のJ1優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンに8度選出、2016年にはJリーグ最優秀選手賞を受賞。日本代表では68試合出場6得点。2010年南アフリカ・ワールドカップ出場。2020年に現役を引退。以降、川崎フロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー(FRO)やJFAロールモデルコーチ、解説業など、幅広い分野で活躍中。

A

みんな違ってみんないい

うちの小学校3年生の娘も、ついこのあいだ友だちに「あっち行ってって言われた、むかつく!」って言いながら帰ってきたけど、次の日はもうその子と一緒に遊んでいました。

 

だから、そんなものです(笑)。

 

自分の気持ちもコロコロ変わるわけだから、逆のことを考えたら相手の心が変わるのも当たり前。

 

もっと言ったら、今同じ家の中にいる家族や、同じ血を分け合っている兄弟ですら、全然違う人間なんだから。

 

もちろん、いい人でいる必要はないし、イヤなことはイヤって言ったほうがいい。
みんな違ってみんないいんです。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

中村憲剛

サッカー元日本代表

中村憲剛(ナカムラケンゴ)さん

1980年10月31日生まれ。中央大学卒業後、2003年に川崎フロンターレに加入し、同年Jリーグ初出場。以降、現役生活18年をすべて川崎で過ごし、Jリーグ通算546試合出場83得点を記録。司令塔として3度のJ1優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンに8度選出、2016年にはJリーグ最優秀選手賞を受賞。日本代表では68試合出場6得点。2010年南アフリカ・ワールドカップ出場。2020年に現役を引退。以降、川崎フロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー(FRO)やJFAロールモデルコーチ、解説業など、幅広い分野で活躍中。

プロフィール

ゴルゴ松本

お笑い芸人

ゴルゴ松本(ゴルゴマツモト)さん

1967年生まれ。1994年にレッド吉田さんとお笑いコンビ「TIM」を結成。2011年から少年院でボランティア講演の活動をスタートし、各種メディアに取り上げられ大きな話題となる。2014年には法務省東京矯正管区から表彰、2018年には法務省矯正支援官に任命。全国各地で「命の授業」と題した講演活動を実施している。著書に『あっ!命の授業』(廣済堂出版)など。

A

コロコロ変わるから、ココロなんです

人間は、気持ちが変わる生き物です。

 

気持ちの「気」は、昔は「氣」と書きました。

 

气(きがまえ)は天体、つまり宇宙のこと。

 

宇宙の下で命のエネルギーが「米」の形のように四方八方に飛び出していく形です。

 

 

気は目に見えません。気という目に見えない綱で人とつながっていきます。それを絆(気綱)と言います。

 

「気がつく」、「気を配る」は良い意味ですが、
「気が散る」「気が短い」は悪い意味で使われています。

 

気は心ですから、良いほうにも悪いほうにも変わるし、
コロコロ変わるから、ココロなんです。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

ゴルゴ松本

お笑い芸人

ゴルゴ松本(ゴルゴマツモト)さん

1967年生まれ。1994年にレッド吉田さんとお笑いコンビ「TIM」を結成。2011年から少年院でボランティア講演の活動をスタートし、各種メディアに取り上げられ大きな話題となる。2014年には法務省東京矯正管区から表彰、2018年には法務省矯正支援官に任命。全国各地で「命の授業」と題した講演活動を実施している。著書に『あっ!命の授業』(廣済堂出版)など。

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