どうしてお母さんとハグすると安心する？ （小２・女子）
哲学研究者
永井玲衣さん
歌人
俵万智さん
ドキュメンタリー監督
山崎エマさん
哲学研究者
永井玲衣（ナガイレイ)さん
1991年東京都生まれ。学校、企業、寺社、美術館、自治体などで哲学対話を幅広く行なっている。著書に『水中の哲学者たち』（晶文社）。哲学とは、問うこと。あらゆる問いが、誰かがいることで練り上げられていく”哲学対話”の様子や、日常のささやかなエピソードが描かれた、“考える”ことの大切さと美しさを思い出させてくれる一冊。
A
問いを分解してみると、自分なりの考えに近づける
じゃあもし“ハグ”に不思議があるんだったら、「違う人とハグするのは安心する？怖い？ それはなんでだろう？」
そんなふうに問いを分解して考えてみると、自分なりの考えに近づいていけると思います。
取材・文／Questionary編集部
A
言葉を超えたコミュニケーションだから
抱きしめて確かめている子のかたち心は皮膚にあるという説
私が作った歌なんですが、「心は皮膚にある」という説があるそうなんです。
ハグはお母さんとじかに触れ合うんだから、その説がもし正しければ、それは安心しますよね。
言葉を超えたコミュニケーションだと思います。
取材・文／Questionary編集部
ドキュメンタリー監督
山崎エマ（ヤマザキエマ)さん
神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』（2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開）『甲子園：フィールド・オブ・ドリームス』（2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開）。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。
A
ハグするとお互いの気持ちがわかるから
お互いの気持ちがわかるからじゃないかな。
毎日の生活の中でどうしても相手の気持ちに気づけないときがあるけど、ハグするとわかるから。
だから、お母さんも子どもとハグすると安心します。
取材・文／Questionary編集部
ドキュメンタリー監督
山崎エマ（ヤマザキエマ)さん
神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』（2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開）『甲子園：フィールド・オブ・ドリームス』（2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開）。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。
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