悲しい気持ちを持ちつづけていたら生きられないから。忘れるのでなくて、本当は自分でその悲しい気持ちを捨てようと決心しているのです。
「楽しかったけど今は楽しくない」っていうことも自分で決めているし、それがダメなわけではありません。
小学生のとき、おじいちゃんと弟とおばあちゃんが1年の間につぎつぎに亡くなったのです。 私はとてもかわいがられて、おじいちゃん、おばあちゃん子だったので悲しかったけど、その悲しみの気持ちはいつか消えるのです。
大切なのは、悲しいときは、ちゃんと悲しむこと。 そこで無理にかなしいことなんかないというふうに思ってはいけません。ちゃんと悲しんだら、必ず悲しみは消えます。