先生からしゅくだいをしなさいって言われたら、それはするものだと思って、何のぎもんも感じないでしゅくだいをやってしまうところが問題なので。
「なんでしゅくだいをやらなくちゃいけないの?」ってあなたが思うようなしゅくだいを先生が出していることが、問題ですね。楽しいしゅくだいであればいいのですが、つまらないものが多い。私も小学生だったころ、漢字を書く練習のしゅくだいがありましたが、それをやる意味がわからなくて、めんどくさいのでたとえば氵(さんずい)だけ先にぜんぶ書いたりしてました。
学校できちんと学んでいたら、 わざわざ家でべんきょうする必要もないししゅくだいをする必要もないはずです。ただ学んだことを忘れないようにするという意味では、しゅくだいも家でべんきょうすることも無意味だとは思わないです。
トレーニングしたら伸びることはたしかにあります。最初はすぐに解けなかった問題が、スムーズに解けるようになるとうれしいですね。たとえば、私の孫たちは英語のべんきょうをしてますが、最初まったく聞きとれなかったふたりが、動画を見つづけているうちに口から自然と英語が出てくるようになりました。
そんなふうに、はじめはわからなかったことがわかるようになる喜びを経験することは、大事だと思います。そのためには、親や先生に言われてやるばかりではなくて、自分ですすんでトレーニングする必要がありますが、楽しいから知らないうちにそれをくりかえすので、気がつけばできなかったことができるようになり、べんきょうはさらにおもしろくなります。