それはね、上にはいつも見守ってくれている神様がいるからですよ。
なんで人は上を向いて考えるの?(6歳・男子)

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『1歳で両親に捨てられた僕が湘南でラジオDJになった話』著者
DJ・HAGGYさん
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モデル・タレント
滝沢カレンさん
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ドキュメンタリー監督
山崎エマさん
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児童文学作家
角野栄子さん
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空也5代目社長
山口彦之さん
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脚本家・演出家
大森美香さん

DJ・HAGGY(本名:萩原浩一/はぎわらひろかず) ラジオDJ・教師
湘南出身・在住。物心ついた頃から親と離れて暮らす。小学校5年生の頃、京都で入院した病院でラジオの魅力に目覚め、ラジオDJになる夢を抱く。高校卒業後、厚生事務官として厚生省精神科神経科療養所や国立小児病院で働きながら、大学にも通う。卒業後はご縁あって教師(公立中学校、私立中学校高等学校、学習塾&予備校勤務)の道へ。平成8年4月28日、レディオ湘南にてDJ・HAGGYとしてスタートした朝の番組は、24年間、6000回以上の放送回数を重ね、土日以外は朝3時起きの生活を続ける。現在もお世話になった地元への恩返しの気持ちを込めて、数多くの親善大使やアンバサダーを務めている。また、多摩大学湘南キャンパス・グローバルスタディーズ学部グローバルスタディーズ学科と、目白大学新宿キャンパス・メディア学部メディア学科の非常勤講師も務める。著書に『1歳で両親に捨てられた僕が湘南でラジオDJになった話』(文芸社)。HP:https://www.djhaggy.com

DJ・HAGGY(本名:萩原浩一/はぎわらひろかず) ラジオDJ・教師
湘南出身・在住。物心ついた頃から親と離れて暮らす。小学校5年生の頃、京都で入院した病院でラジオの魅力に目覚め、ラジオDJになる夢を抱く。高校卒業後、厚生事務官として厚生省精神科神経科療養所や国立小児病院で働きながら、大学にも通う。卒業後はご縁あって教師(公立中学校、私立中学校高等学校、学習塾&予備校勤務)の道へ。平成8年4月28日、レディオ湘南にてDJ・HAGGYとしてスタートした朝の番組は、24年間、6000回以上の放送回数を重ね、土日以外は朝3時起きの生活を続ける。現在もお世話になった地元への恩返しの気持ちを込めて、数多くの親善大使やアンバサダーを務めている。また、多摩大学湘南キャンパス・グローバルスタディーズ学部グローバルスタディーズ学科と、目白大学新宿キャンパス・メディア学部メディア学科の非常勤講師も務める。著書に『1歳で両親に捨てられた僕が湘南でラジオDJになった話』(文芸社)。HP:https://www.djhaggy.com

1992年5月13日生まれ。東京都出身。2008年モデルデビュー。雑誌『Oggi』の専属モデルとして活躍する一方、バラエティ番組への出演、女優活動、また映画『君たちはどう生きるか』や『窓ぎわのトットちゃん』で声優を務めるなど、幅広く活躍。著書に、自身のレシピをユーモアな語り口でまとめ20万部を突破した料理本『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)、名作のタイトルと少しのヒントを元にオリジナルの物語を綴った『馴染み知らずの物語』(ハヤカワ新書)。どちらも見たことのないような新しい言葉、表現に出会える、世界に対する視野が広がる一冊。

A
脳が背伸びをできるから
上ばかり見るのは、黒板が広いからかなあ。でも私は「上には限度がないな」って思うんですよ。
海は空より広くはないじゃないですか。
一回自分の考えを全部出したいときに、空だったら、脳が背伸びできるというか。上を見た方が、自分が持っている荷物、考えを広げられるからじゃないかな。
取材・文/Questionary編集部

1992年5月13日生まれ。東京都出身。2008年モデルデビュー。雑誌『Oggi』の専属モデルとして活躍する一方、バラエティ番組への出演、女優活動、また映画『君たちはどう生きるか』や『窓ぎわのトットちゃん』で声優を務めるなど、幅広く活躍。著書に、自身のレシピをユーモアな語り口でまとめ20万部を突破した料理本『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)、名作のタイトルと少しのヒントを元にオリジナルの物語を綴った『馴染み知らずの物語』(ハヤカワ新書)。どちらも見たことのないような新しい言葉、表現に出会える、世界に対する視野が広がる一冊。

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』(2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開)『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開)。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。

A
違うアイデアを求めて、違う景色を見たいんだと思う
普段とちょっと違う景色を見たいんだと思います。
違うアイデアを求めて、視点を変えるということなんじゃないかな。
私はドキュメンタリー映画の監督をしていて、映像をひとりで編集しているときによく行きづまるので、そんなときは散歩します。
最新作の映画『小学校~それは小さな社会~』は、撮りたいと思ってから完成するまで約10年かかったのですが、最初の5、6年は他の仕事もしながら協力してくれる学校を探して、編集には約1年かかりました。
当時子どもが生まれたばかりだったので、子どもを抱きながら作業した日もありました。
編集はキリがありません。とくに今回は、編集次第で何万通りの映画が作れました。
そんな中で、私が作品を作る際は、何千時間と現場に私がいたわけだから、そこで感じたこと、言葉にできない感覚や温度感、いわば「凝縮した真実」を伝えることをいつも大事にしています。
取材・文/Questionary編集部

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の小学校に通い、神戸のインターナショナルスクールを卒業後に渡米。ニューヨーク大学映画制作学部で映画を学ぶ。代表作に『モンキービジネス: おさるのジョージ著者の大冒険』(2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開)『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミア。2020年米スポーツチャンネルESPNで放送、日本で劇場公開)。現在公開中の『小学校〜それは小さな社会〜』の舞台は、世田谷区立塚戸小学校。生徒たちの1年間の様子を撮影し、日本の学校ならではの習慣をナチュラルにとらえた映像は、フィンランドやドイツなどでもロングランヒットを記録している。小学校教育で「日本人」がつくられることがよくわかる作品。

1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、紀伊國屋書店出版部勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。2023年には、「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)がオープンした。

A
良いことに出会えそう
私の場合、何かを考えるとだいたい机に向かっています。
それでも良いアイデアが浮かばないときは、その時やっていることと全然違うこと、例えば絵を描いたり、立ち上がって家の中を歩いてちょっとお茶を飲んだり、なにかをつまんだりします。
それでもダメな時は散歩に行きます。
散歩しているときは、必ずしも上を向いて歩いてはいません。
今は歳だから、足元を見ないと危なくて(笑)。
でも「上を向いて歩こう」の歌じゃないけど、上を向いて颯爽と歩くのが理想ですよね。良いことに出会えそう。
取材・文/Questionary編集部

1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、紀伊國屋書店出版部勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。2023年には、「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)がオープンした。

1979年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、 株式会社ダイエーに入社。3年のサラリーマン生活を経て、 2006年空也に入社。翌年より東京製菓学校へ通いながら、数年間製造現場で菓子作りを経験。現在は5代目として経営に携わる。2011年には、新業態ブランド『空いろ』をオープン。2015年よりフランスの料理学校ル・コルドンブルー日本校にて和菓子の授業を担当。和菓子文化を盛り上げる為、銀座の仲間と音楽のある空間でお菓子とお酒を愉しむイベント 『アンコマンないと』を主催。これまでに数十社との企業と商品開発、商品のプロデュースを行なっている。

A
気持ちをポジティブに切り替えるスイッチ
私が手掛けている和菓子ブランド「空いろ」という名前には、「上を向いて歩こう」という歌のように、空を見上げると自然に前向きな気持ちになれるように、という思いを込めています。
だから“見上げる”という行為は、気持ちをポジティブに切り替えるスイッチのようなものだと思うんです。
今でこそ自分はどちらかといえば前向きな人間ですが、中学までは人前で話すのがとても苦手で、授業で教科書を読む順番が回ってくるのさえ嫌でした。
ところが、高校の野球部で出会った監督がとてもユニークで、部員全員の前でスピーチをするトレーニングを取り入れていたんです。
その経験を通して「他人は自分のことをそんなに気にしていない」と気づけたことで、少しずつ変わることができたように思います。
取材・文/Questionary編集部

1979年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、 株式会社ダイエーに入社。3年のサラリーマン生活を経て、 2006年空也に入社。翌年より東京製菓学校へ通いながら、数年間製造現場で菓子作りを経験。現在は5代目として経営に携わる。2011年には、新業態ブランド『空いろ』をオープン。2015年よりフランスの料理学校ル・コルドンブルー日本校にて和菓子の授業を担当。和菓子文化を盛り上げる為、銀座の仲間と音楽のある空間でお菓子とお酒を愉しむイベント 『アンコマンないと』を主催。これまでに数十社との企業と商品開発、商品のプロデュースを行なっている。

テレビ局勤務、ドラマADを経て深夜ドラマ『美少女H』で脚本家・演出家デビュー。月9『不機嫌なジーン』で向田邦子賞を受賞。NHK連続テレビ小説『あさが来た』で橋田賞を受賞。その他の作品に『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』、『眩(くらら)~北斎の娘~』、大河ドラマ『青天を衝け』、『ひとりでしにたい』、『僕達はまだその星の校則を知らない』など多数。著書に短編小説集『バースデーイヴ』。河出書房新社の文芸誌「スピン/spin」にて明治時代を舞台とした小説「花と葉」を連載中。

A
「上を向いたときにどちら側を見るか」と脳の働きには、ある程度関係があるそう
言われてみれば、私も上を向いて考えることが多いです。しかも、なぜか左上。
調べてみると「上を向いたときにどちら側を見るか」と脳の働きには、ある程度の関係があるといわれています。
右上を見るときは、頭の中で言葉を考えたり、どう言えばいいかを考えたりしているとき。つまり、「考える力(左の脳)」が動いている状態。左上を見るときは、昔のことを思い出したり、何かを想像したりしているとき。こちらは、「ひらめきやイメージの力(右の脳)」が動いている状態といわれています。
私は“空想する”ことが仕事なので、ネタが浮かばないときは寝っ転がって考えます。
天井を見ながらぼーっとしていると、ふっと何か思いつくんです。
散歩中や電車の中でも、いいアイデアがよく浮かびます。
たとえば、娘を幼稚園に迎えに行くとき。早歩きしながら考えていて、突然「あっ、こう言えばいいんだ!」ってセリフが浮かんでくる。
その瞬間にスマホを取り出して、急いで音声メモに録音するんです。
幼稚園の門の前で、一人でずっとしゃべってる――そんなちょっと怪しい人みたいになっていたときもありましたね(笑)。
取材・文/Questionary編集部

テレビ局勤務、ドラマADを経て深夜ドラマ『美少女H』で脚本家・演出家デビュー。月9『不機嫌なジーン』で向田邦子賞を受賞。NHK連続テレビ小説『あさが来た』で橋田賞を受賞。その他の作品に『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』、『眩(くらら)~北斎の娘~』、大河ドラマ『青天を衝け』、『ひとりでしにたい』、『僕達はまだその星の校則を知らない』など多数。著書に短編小説集『バースデーイヴ』。河出書房新社の文芸誌「スピン/spin」にて明治時代を舞台とした小説「花と葉」を連載中。










