君は何か頭の中で別のことを考えてるんじゃないかな。
きっとその怒っている人の顔に、何か面白いことを発見しちゃった最中なんじゃないかな。
でも、笑えば笑うほど、怒られる時間が伸びるだけだし、楽しんでいるのは地球上で君だけになっちゃうから、それなら早く「ごめんなさい」と言ってこの時間を終わらせたほうがいいと思います。
ひとりで笑うくらいなら、友だちと笑い合ってほしい。
どうして怒られているとき、笑っちゃいけないのに笑っちゃうんだろう?(小5・男子)
モデル・タレント
滝沢カレンさん
作家
町田康さん
株式会社りらいぶ代表取締役
佐々木貴史さん
1992年5月13日生まれ。東京都出身。2008年モデルデビュー。雑誌『Oggi』の専属モデルとして活躍する一方、バラエティ番組への出演、女優活動、また映画『君たちはどう生きるか』や『窓ぎわのトットちゃん』で声優を務めるなど、幅広く活躍。著書に、自身のレシピをユーモアな語り口でまとめ20万部を突破した料理本『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)、名作のタイトルと少しのヒントを元にオリジナルの物語を綴った『馴染み知らずの物語』(ハヤカワ新書)。どちらも見たことのないような新しい言葉、表現に出会える、世界に対する視野が広がる一冊。
A
早く「ごめんなさい」と言ってこの時間を終わらせたほうがいいと思います。
君は何か頭の中で別のことを考えてるんじゃないかな。
きっとその怒っている人の顔に、何か面白いことを発見しちゃった最中なんじゃないかな。
でも、笑えば笑うほど、怒られる時間が伸びるだけだし、楽しんでいるのは地球上で君だけになっちゃうから、それなら早く「ごめんなさい」と言ってこの時間を終わらせたほうがいいと思います。
ひとりで笑うくらいなら、友だちと笑い合ってほしい。
取材・文/Questionary編集部
1992年5月13日生まれ。東京都出身。2008年モデルデビュー。雑誌『Oggi』の専属モデルとして活躍する一方、バラエティ番組への出演、女優活動、また映画『君たちはどう生きるか』や『窓ぎわのトットちゃん』で声優を務めるなど、幅広く活躍。著書に、自身のレシピをユーモアな語り口でまとめ20万部を突破した料理本『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)、名作のタイトルと少しのヒントを元にオリジナルの物語を綴った『馴染み知らずの物語』(ハヤカワ新書)。どちらも見たことのないような新しい言葉、表現に出会える、世界に対する視野が広がる一冊。
1962年大阪府生まれ。『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、『きれぎれ』で芥川賞、『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、『権現の踊り子』で川端康成文学賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。また『ギケイキ』シリーズ、『男の愛』、『口訳 古事記』、『宇治拾遺物語』など、翻訳と創作の間を行き来する古典の現代語訳は、今も昔も変わらない人間の愛すべき馬鹿馬鹿しさ、どうしようもない人間らしさが詰まった、それぞれに心の底から笑えて、そしてときに喜怒哀楽を超越した感動を味わえる。
A
これは動物として普通のこと
理由は、怒られることは体に悪いから。
怒られているときって、緊張するじゃないですか。
緊張っていうのは、体によくないんです。
だから、それをほぐそうというメカニズムが防衛本能として働いて、笑ってしまうんです。
笑ったら体がほぐれるというのは無意識の働きですから、「笑ったらあかん」と思えば思うほど緊張が高まって、余計笑ってしまいます。
これは人間として、というか動物として普通のことです。
お葬式も、緊張感があるからたまに笑っている人がいる。
でもいいんですよ、なんにせよ笑うっちゅうのはええことやから。
取材・文/Questionary編集部
1961年福島県郡山市生まれ。幼少期から体力に自身が無く、就職後すぐに退職し、自営をしながら健康法を探求。コンピュータ会社経営を経て1999年に起業家へ転身。相続支援、営業コンサル、飲食、建築検査、浄水器輸入など多分野で事業を展開。55歳で「元気になる方法」を最後の仕事にしようと志し、リライブシャツの開発に至る。現在リライブウェアシリーズは累計販売枚数300万枚(集計期間:2019年7月1日〜2025年4月30日)を突破、リライブウェアを通じて世界の健康に貢献することを目指している。
A
周囲に合わせるか、自分の考えを貫くか、それはあなた自身が選べること
簡単に言うと、「怒られている深刻さ」に対して同調していないからかな。
もし本当に相手が怒っていることの理由や、その深刻さがわかっていたら、人は自然と神妙な態度になるものです。
でも、あなたはたぶんそれをわかった上で、「どうしてみんな同じようにしなきゃいけないんだろう?」「どうして笑っちゃいけないんだろう?」って、心のどこかで思っているんじゃないかな。
もしそうだとしたら、たしかに、世の中では“空気を読むこと”が求められたり、“みんなと同じように振る舞うこと”が大人の態度だとされることが多いです。
でも、最終的にどう生きるかは、自分で決めていい。
周囲に合わせるか、自分の考えを貫くか、それはあなた自身が選べることなんです。
取材・文/Questionary編集部
1961年福島県郡山市生まれ。幼少期から体力に自身が無く、就職後すぐに退職し、自営をしながら健康法を探求。コンピュータ会社経営を経て1999年に起業家へ転身。相続支援、営業コンサル、飲食、建築検査、浄水器輸入など多分野で事業を展開。55歳で「元気になる方法」を最後の仕事にしようと志し、リライブシャツの開発に至る。現在リライブウェアシリーズは累計販売枚数300万枚(集計期間:2019年7月1日〜2025年4月30日)を突破、リライブウェアを通じて世界の健康に貢献することを目指している。
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