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なんでお母さんはしゅくだいの答えがわかるんだろう(小2・女子)

こたえたおとな
  • 哲学者

    岸見一郎さん

プロフィール

岸見一郎

哲学者

岸見一郎(きしみいちろう)さん

書いた本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(古賀史健との共著、ダイヤモンド社)はベストセラーになり、世界中で1200万部売れている(2023年7月現在)。他の本に『泣きたい日の人生相談』、『今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる』(講談社)、『ゆっくり学ぶ』(集英社)など。

A

世の中にはおとなもわからないことがたくさんある

お母さんがわからないしゅくだいはそのうち出てきます。でも、お母さんがダメなのではなくて、べんきょうとはそういうものです。つまり、世の中にはおとなもわからないことがたくさんあるし、もっというと答えが出ない問いもある
だから、わからないときに「わからない」と言えることはすごいことなのです。
哲学という学問で言うと、ソクラテスの言う「無知の知」や、デカルトの「すべてを疑う」といった考え方がまさにそうです。

 

 

私は小学校3年生のとき、「人間はなぜ死ぬのか」ということを考えつづけたときがありました。生きるのもむなしくなって、ごはんも食べられなくなった。死んだら今かんがえてること、かんじていることがぜんぶきえてしまうと思うと、こわかったのです。でも、高校生になって”哲学”と出会って、答えの出ない自分のぎもんに答えを出せるのではないかと思って、それからずっとべんきょうしています。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

岸見一郎

哲学者

岸見一郎(きしみいちろう)さん

書いた本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(古賀史健との共著、ダイヤモンド社)はベストセラーになり、世界中で1200万部売れている(2023年7月現在)。他の本に『泣きたい日の人生相談』、『今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる』(講談社)、『ゆっくり学ぶ』(集英社)など。

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