だから、わからないときに「わからない」と言えることはすごいことなのです。
哲学という学問で言うと、ソクラテスの言う「無知の知」や、デカルトの「すべてを疑う」といった考え方がまさにそうです。
なんでお母さんはしゅくだいの答えがわかるんだろう(小2・女子)
哲学者
岸見一郎さん
書いた本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(古賀史健との共著、ダイヤモンド社)はベストセラーになり、世界中で1200万部売れている(2023年7月現在)。他の本に『泣きたい日の人生相談』、『今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる』(講談社)、『ゆっくり学ぶ』(集英社)など。
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世の中にはおとなもわからないことがたくさんある
取材・文/Questionary編集部