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なんで骨は見えないの?(5歳・男子)

こたえたおとな
  • 解剖学者

    坂井建雄さん

プロフィール

坂井建雄

解剖学者

坂井建雄(さかいたつお)さん

東京大学医学部医学科卒業。現在は順天堂大学医学部解剖学教授。著書に『ぜんぶわかる人体解剖図』(共著、成美堂出版)『面白くて眠れなくなる解剖学』(PHP研究所)『骨と関節のしくみ・はたらき ゆるっと事典』『脳と神経のしくみ・はたらき ゆるっと事典』(永岡書店)『はたらく内臓』など。解剖学の教科書や図譜も多数手がける、人体のスペシャリスト。いちばん好きな臓器は腎臓。

A

筋肉や肌に色がついているから

骨って、体を支えるとても大事なものなんです。骨の表面には骨膜(こつまく)というものがあって、そこにはたくさんの神経が入っている。たとえばむこうずねを何かにぶつけると、ひふの下にすぐ骨があるからものすごく痛いですよね。
その骨を守るために、真っ赤な筋肉や肌色のひふがついているわけです。それらに色がついているから、骨は見えないんです。

取材・文/Questionary編集部

Q&A / 2023.10.17

プロフィール

坂井建雄

解剖学者

坂井建雄(さかいたつお)さん

東京大学医学部医学科卒業。現在は順天堂大学医学部解剖学教授。著書に『ぜんぶわかる人体解剖図』(共著、成美堂出版)『面白くて眠れなくなる解剖学』(PHP研究所)『骨と関節のしくみ・はたらき ゆるっと事典』『脳と神経のしくみ・はたらき ゆるっと事典』(永岡書店)『はたらく内臓』など。解剖学の教科書や図譜も多数手がける、人体のスペシャリスト。いちばん好きな臓器は腎臓。

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