でもマサイの村では、子供たちも牛の世話で牛を追いかけないといけないことが多いから、速く走らないといけないときがある。
でも速くなるための特別な訓練はいらないんだ。なぜならマサイは小さい時から森の中をたくさん歩いて育つから、自然に足がきたえられて足が速くなるんだ。
だから、もし君が足が速くなりたいと思っているなら、まずは、たくさんたくさん歩いてみたらいいんじゃないかな。
なぜ僕は足がおそいか(7歳・男子)
マサイ族・運転手
マイケル・エドワード・モレルさん
マサイ族、1982年タンザニアのアル―シャ生まれ。マサイ族とは、120あるタンザニアの民族のうちのひとつ。垂直に高く飛ぶ「マサイジャンプ」やライオンを狩ることで有名。色鮮やかな「シュカ」という赤い布を身に纏う。以前は遊牧民だったが、現在は観光ガイドをしたり、近隣の国に出稼ぎをしたり、遊牧民のライフスタイルは失われつつある。
マイケルは、4歳と12歳の子供2人と妻の4人でダルエスサラームに住む。出稼ぎのために12年前にマサイの村から都市に移住した。主に外国人たちの運転手の仕事をしながら、定期的に故郷の村に帰省している。本人は12人兄妹のひとり。過去には、サファリのガイドやキリマンジャロ登山のガイドの仕事もしてきた。十分な資金がたまったら村に帰り、大きな家を建てることが目下のゴール。
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速くなりたいなら、たくさんたくさん歩いてみて
でもマサイの村では、子供たちも牛の世話で牛を追いかけないといけないことが多いから、速く走らないといけないときがある。
でも速くなるための特別な訓練はいらないんだ。なぜならマサイは小さい時から森の中をたくさん歩いて育つから、自然に足がきたえられて足が速くなるんだ。
だから、もし君が足が速くなりたいと思っているなら、まずは、たくさんたくさん歩いてみたらいいんじゃないかな。
取材・文/Questionary編集部
マサイ族、1982年タンザニアのアル―シャ生まれ。マサイ族とは、120あるタンザニアの民族のうちのひとつ。垂直に高く飛ぶ「マサイジャンプ」やライオンを狩ることで有名。色鮮やかな「シュカ」という赤い布を身に纏う。以前は遊牧民だったが、現在は観光ガイドをしたり、近隣の国に出稼ぎをしたり、遊牧民のライフスタイルは失われつつある。
マイケルは、4歳と12歳の子供2人と妻の4人でダルエスサラームに住む。出稼ぎのために12年前にマサイの村から都市に移住した。主に外国人たちの運転手の仕事をしながら、定期的に故郷の村に帰省している。本人は12人兄妹のひとり。過去には、サファリのガイドやキリマンジャロ登山のガイドの仕事もしてきた。十分な資金がたまったら村に帰り、大きな家を建てることが目下のゴール。