INTERVIEW

INTERVIEW

When I was your age

「わたしが君の年だったころ」

プロフィール

浅田政志

写真家

浅田政志(アサダマサシ)さん

1979年三重県生まれ。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、『Tsu Family Land 浅田政志写真展』を三重県立美術館で開催。2020年に著書の『浅田家』、および『アルバムのチカラ』(2015年赤々舎刊)を原案として公開された映画『浅田家!』には、著書の写真からも滲み出ている本来当たり前に大切なこと(ちょっとしたユーモアだったり、誰かを思いやる気持ちだったり)が、家族という形の中で丁寧に描かれている。2020年には「浅田撮影局 まんねん」(青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催した。

常にシャッターチャンスなんです、人生。

自分が小学生のときは、将来のことなんて何も考えていませんでした。今が楽しい、今しか考えられない。なんでもできるような気がして、ある意味無敵だったんですよね。大人になった今、あの根拠のない自信が欲しいですけど(笑)。

 


今の時代は、将来をすごく見すえて、小学校からサッカーやって、英語覚えて、子どもの将来のためにと思っていろんなことをやろうとするんですけど、子どもって「今を生きる」生き物。
そして、写真も「今」しか撮れないわけですよ。未来も撮れないし、過去も撮れない。人生も同じで、今しか生きられないですよね。

 

 

つまり、常にシャッターチャンスなんです、人生。

 


みんな、今この一瞬の主人公なんです。

 


だから、人生いいときも悪いときもあると思うんですけど、この一瞬一瞬を思いっきりピースをして楽しんでほしいと思います。

取材・文/Questionary編集部

INTERVIEW / 2024.08.07

  • わたしが君の年だったころ

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浅田政志

写真家

浅田政志(アサダマサシ)さん

1979年三重県生まれ。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、『Tsu Family Land 浅田政志写真展』を三重県立美術館で開催。2020年に著書の『浅田家』、および『アルバムのチカラ』(2015年赤々舎刊)を原案として公開された映画『浅田家!』には、著書の写真からも滲み出ている本来当たり前に大切なこと(ちょっとしたユーモアだったり、誰かを思いやる気持ちだったり)が、家族という形の中で丁寧に描かれている。2020年には「浅田撮影局 まんねん」(青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催した。

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