人生を豊かにするための選択肢が増えるからです。
僕がそれに気づいたのは大人になってからやから、子どもの時にそれに気づいていたらずっと勉強してたやろな、と思います。
ほんで勉強さえしておけば、大人も機嫌いいですしね。
まわりの友だちを見ていても思うけど、良い大学に行っておけばいろいろ会社も選べるじゃないですか。
だから、勉強しておいたほうがいいと思います。
なんで勉強をしなくちゃいけないのか(9歳・女子)
芸人
千原せいじさん
猟師
黒田未来雄さん
『私は93歳の新聞記者』著者
涌井友子さん
ファッションスタイリスト
竹村伊央さん
1970年1月25日生まれ、京都府出身。1989年に弟である千原ジュニアとコンビ「千原兄弟」を結成。テレビ番組等の企画等でこれまでに70ヵ国以上を訪問し、卓越したコミュニケーション力が話題となる。2018年にメンタルケアカウンセラーの資格を取得。2021年、貧困・就学困難への支援や国際協力の推進等を主な事業とする一般社団法人ギブアウェイを設立、代表理事となる。また、2024年5月に天台宗の僧侶「千原靖賢和尚」となり、動物専門の供養に携わる。著書に『がさつ力』(小学館)、『プロに訊いたら驚いた! ニッポンどうなん?』(ヨシモトブックス)がある。
A
人生を豊かにするための選択肢が増えるから
人生を豊かにするための選択肢が増えるからです。
僕がそれに気づいたのは大人になってからやから、子どもの時にそれに気づいていたらずっと勉強してたやろな、と思います。
ほんで勉強さえしておけば、大人も機嫌いいですしね。
まわりの友だちを見ていても思うけど、良い大学に行っておけばいろいろ会社も選べるじゃないですか。
だから、勉強しておいたほうがいいと思います。
取材・文/Questionary編集部
1970年1月25日生まれ、京都府出身。1989年に弟である千原ジュニアとコンビ「千原兄弟」を結成。テレビ番組等の企画等でこれまでに70ヵ国以上を訪問し、卓越したコミュニケーション力が話題となる。2018年にメンタルケアカウンセラーの資格を取得。2021年、貧困・就学困難への支援や国際協力の推進等を主な事業とする一般社団法人ギブアウェイを設立、代表理事となる。また、2024年5月に天台宗の僧侶「千原靖賢和尚」となり、動物専門の供養に携わる。著書に『がさつ力』(小学館)、『プロに訊いたら驚いた! ニッポンどうなん?』(ヨシモトブックス)がある。
1972年、東京生まれ。東京外国語大学卒。1994年、三菱商事に入社。国産自動車のアフリカ諸国への輸出を担当。1999年、NHKに転職。ディレクターとして「ダーウィンが来た!」などの自然番組を制作。北米先住民の世界観に魅了され、現地に通う中で狩猟体験を重ねる。2016年、北海道への転勤をきっかけに自らも狩猟を始める。2023年に早期退職。講演会や授業、執筆などを通じ、狩猟採集生活の魅力を伝えている。著書に「獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り」(小学館)。
A
言葉を勉強していなかったら、この質問もできなかったはず
人間は、“伝承する生き物”だと思うんです。
私たちは、昔の人が作ったもの、つまり“先人の知恵”を活用しないと人間らしい生活ができません。
例えば、言葉はすごくわかりやすいですよね。
君のこの質問自体、昔の人たちが作ってくれた言葉を組み合わせてできているわけで、言葉を勉強していなかったら質問できなかったと思うんです。
言葉だけではなくて、電気や自動車など、僕らの生活を今支えているものは、一世代だけでなく、何世代も経てでき上がっています。
そうやって引き継がれてきているから僕らの生活が成り立っているし、次の世代にまた伝えるために、勉強することが必要なんだと思います。
あとは、やってみないとわからないことって実は多いんです。
一見楽しくなさそうなんだけど、いざやってみたら意外と面白かったり、達成感を感じたりする。
僕は、猟師になる前はNHKのディレクターとしてさまざまな番組を制作していました。
最初はあまり興味のわかないテーマもありましたが、いざ取り組んでみると意外と面白く感じることが多かったんです。
これって、勉強ともちょっと似てますよね。
「これをやりなさい」と言われてやった勉強の中に、実は意外な発見が隠れていることもありますから。
取材・文/Questionary編集部
1972年、東京生まれ。東京外国語大学卒。1994年、三菱商事に入社。国産自動車のアフリカ諸国への輸出を担当。1999年、NHKに転職。ディレクターとして「ダーウィンが来た!」などの自然番組を制作。北米先住民の世界観に魅了され、現地に通う中で狩猟体験を重ねる。2016年、北海道への転勤をきっかけに自らも狩猟を始める。2023年に早期退職。講演会や授業、執筆などを通じ、狩猟採集生活の魅力を伝えている。著書に「獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り」(小学館)。
1931年、静岡県生まれ。終戦後、鉄道会社での勤務を経て、1958年に結婚。1974年に夫婦で中野区の地域新聞『週刊とうきょう』を創刊。1982年に夫が他界後も発行し続けている。ボランティア団体『夢のかけ橋』に所属し、地域の子どもたちを見守りながら世代間の交流も深める。2024年に『週刊とうきょう』は創刊50周年を迎えた。著書に『私は93歳の新聞記者』(草思社)。
A
私は今93歳ですが、いつも勉強したいと思っています
私は今93歳ですが、いつも勉強したいと思っています。
知らないことが多すぎる。
子ども時代は戦争末期でしたから、あんまり勉強していないでしょ。
だから、余計そう思うのかもしれません。
でも、今はなにか聞いても右から左にすぐ抜けちゃうから(笑)。
困ったものです。
子どもの頃は、本を読むのは好きでした。
大人になってから、「字を書くということは、人間にとっていちばん幸せなことだ」と言われたことがあります。
自分の思いや記憶を残すという意味でも、書くことが一番贅沢なんだと。
そして今、私は新聞記者として、その贅沢を日々味わいながら生活しています。
本当に幸せなことだとありがたく思います。
取材・文/Questionary編集部
1931年、静岡県生まれ。終戦後、鉄道会社での勤務を経て、1958年に結婚。1974年に夫婦で中野区の地域新聞『週刊とうきょう』を創刊。1982年に夫が他界後も発行し続けている。ボランティア団体『夢のかけ橋』に所属し、地域の子どもたちを見守りながら世代間の交流も深める。2024年に『週刊とうきょう』は創刊50周年を迎えた。著書に『私は93歳の新聞記者』(草思社)。
高校から服飾専門科を学び、卒業後渡英。University for the Creative Arts大学にてMAを取得。英国のエシカルファッションムーブメントを作り上げたアップサイクルブランドの1つ、 JUNKY STYLINGに勤務。同時にファッションスタイリストとしてもエシカルを中心としたスタイリングを手がける。 2010年帰国後、2012年にエシカルファッションの啓発活動をする団体:ETHICAL FASHION JAPAN(EFJ)を設立。 2015 年よりFASHION REVOLUTION JAPANのカントリーコディネーターを務める。一般社団法人unisteps共同代表理事。一児の母。
A
「自分にはどんなやり方が合っているのか」を知ること
私はもともと勉強があまり好きじゃなくて、机に向かって無理やりいろいろな知識を頭に詰めこむことに、何の意味があるんだろうと感じていました。
だから、ファッションの業界に進んだというのもあるんです。
「勉強」というと、大きすぎて「なんとなく嫌なもの」としてイメージしてしまうけど、例えば「ひとりで机に向かうのが嫌」なのか、「書くのがめんどう」なのか、「覚えるのがつらい」のか、自分にとってなにが嫌なのかを具体的に見つけていくと、どうしたらそれを乗り越えられるかも見えてくると思います。
私の場合は、「勉強=読むもの」というイメージで、読むのがとにかく苦手でした。
でも、人と話すのは好きで、例えば私の英語の身につけ方は、「この単語、どういう意味?」と人にどんどん聞いて、教えてもらって、繰り返していくうちにいろいろな単語を覚えていきました。
だから、「自分にはどんなやり方が合っているのか」を知ることが、勉強を少しでも前向きにする第一歩になるんじゃないかなと思います。
取材・文/Questionary編集部
高校から服飾専門科を学び、卒業後渡英。University for the Creative Arts大学にてMAを取得。英国のエシカルファッションムーブメントを作り上げたアップサイクルブランドの1つ、 JUNKY STYLINGに勤務。同時にファッションスタイリストとしてもエシカルを中心としたスタイリングを手がける。 2010年帰国後、2012年にエシカルファッションの啓発活動をする団体:ETHICAL FASHION JAPAN(EFJ)を設立。 2015 年よりFASHION REVOLUTION JAPANのカントリーコディネーターを務める。一般社団法人unisteps共同代表理事。一児の母。